【2014 W杯】コロンビア代表とコート・ジ・ボワール代表 登録選手

6月2日にコロンビアが代表選手23名を発表し、これで2014年ワールドカップのグループリーグ(GL)C組の代表選手が全員出揃ったことになった。

コロンビア代表

【GK】
オスピナ（ニース）
モンドラゴン（デポルティボ・カリ）
バルガス（サンタフェ）

【DF】
カルロス・バルデス（サン・ロレンソ）
エデル・アルバレス・バランタ（リーベル・プレート）
アリアス（PSV）
アルメロ（ウェスト・ハム）
スニガ（ナポリ）
ジェペス（アタランタ）
サパタ（ミラン）

【MF】
メヒア（アトレティコ・ナシオナル）
アルド・ラミレス（モレリア）
キンテーロ（ポルト）
グアリン（インテル）
クアドラード（フィオレンティーナ）
イバルボ（カリアリ）
カルロス・サンチェス（エルチェ）
アギラール（トゥールーズ）
ハメス・ロドリゲス（モナコ）

【FW】
ジャクソン・マルティネス（ポルト）
バッカ（セビージャ）
アドリアン・ラモス（ヘルタ・ベルリン）
テオフィロ・グティエレス（リーベル・プレート）

ファルカオ不在

ファルカオ欠場が決定した。これは、コロンビアにとって大打撃なのは間違いない。しかし、ハメス・ロドリゲスやクアドラード、グティエレスらがしっかり脇をかためてきた形が崩れたわけではない。しのぎを削ってW杯南米予選を超えてきた選手達の大半が、今なお残っているということを忘れてはならない。

コート・ジ・ボワール代表

【GK】
バリー（ロケレン）
マンデ（スタパエク）
グボウオ（セウェ）

【DF】
ゾコラ（トラブゾンスポル）
オリエ（トゥールーズ）
アクパ・アクプロ（トゥールーズ）
バンバ（トラブゾンスポル）
ヴィエラ（チャイクル・リゼスポル）
ボカ（シュトゥットガルト）
ジャクパ（フランクフルト）
コロ・トゥーレ（リヴァプール）

【MF】
セレイ・ディレ（バーゼル）
ディオマンデ（サンテティエンヌ）
グラデル（サンテティエンヌ）
ヤ・コナン（ハノーファー）
ティオテ（ニューカッスル）
ヤヤ・トゥーレ（マンチェスター・シティ）

【FW】
ドログバ（ガラタサライ）
ジェルビーニョ（ローマ）
カルー（リール）
ボニー（スウォンジー）
シオ（バーゼル）
ボリー（デュッセルドルフ）

ドゥンビア、トラオレが外れる

多くの選手がフランスやドイツ、イングランドなどの欧州で活躍しており、ヤヤ・トゥーレやジェルビーニョ、ドログバなどタレント力もある。特にヤヤ・トゥーレは、ワルードクラスの選手。しっかりチームとしてまとまれば、他の３ヶ国にとって脅威となる存在だ。今回、選出外となったのはドゥンビアやトラオレといったFWの選手である。それほどFWの層は、とても厚いということだ。どの選手を出してもクオリティを下げることなく、相手陣内へすばやく侵入してくる。

W杯前にして怪我人が続出

余談となるが、W杯を目前にして各国から怪我人が続出している。ファルカオは前述したとおりで、イタリアのモントリーボやオランダのファン・デル・ファールトの欠場も確定している。他にはスペインのD・コスタ、フランスのリベリー、ポルトガルのクリスティアーノ・ロナウド、ドイツのノイアー、ウルグアイのスアレスらの出場も危ぶまれている。怪我の復帰から間に合わなかった選手も多く、イングランドのセオ・ウォルコット、オランダのストロートマン、イタリアのG・ロッシらが代表の選出から漏れている。日本でも、内田、吉田、長谷部らが怪我をし、復調しているがトップフォームまでとはいかなさそうである。

サッカーに怪我はつきもので、W杯前といっても怪我人は出るもの。しかし、ビッグネームがここまで揃うと、たとえ対戦国やライバル国といえ寂しくもある。まだ各国、前哨戦の親善試合が残っている。怪我には、充分気をつけてほしい。