情報屋をめざしてる方へ
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雑記
他人からその人の隠し事を聞くコツは、
あまり興味を示さないこと。
100%知っているというブラフを使わないこと。
最後に、間違えるということ。
人間は、興味を示されると喜ぶものだけれど、過剰にプライベート・テリトリーに踏み込んでくるのは好まない。食いつきが悪いと逆に追ってくるという習性を利用すれば、隠し事を引き出すことは難しくなくなる。
“ある程度の情報“を持っていることが大切だけれど、その”程度”を推測させないことも肝要。100%知っているという体でいくと、知らない部分を突かれてブラフを見破られる。相手がこちらの手の内が分からない状態に焦燥感を覚えると、なぜか自ら隠し事をしゃべってくるという奇妙な現象に陥る。
そして、間違った情報を口走る。それも訂正したくなるようなこと。相手は隠し事という事実を忘れその間違った情報を訂正しようとしてくるから。その訂正内容が隠し事ならばチェック・メイト。
このように誘導尋問の手法を織り交ぜながら聞き出しを行うと成功率が上がります。かくいう僕も、最近この手法を用いて身内ゴシップを入手しました。しかし、情報を手に入れる手段として覚えておくのもいいですが、自分がカモにならないように覚えておくのがベストです。人を怒らせる方法を知らないと、無意識に人を怒らせてしまうってのと一緒ですね。攻め方を知り、守り方を学ぶわけです。生きる上では、数学の平方根より大切なことではないでしょーか。以上。
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