嘘
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最終更新日:2012/02/21
雑記
親が子供からものごとを教わるという話はよく耳にする。最近、僕が感じたのは、それを見ている第三者も何かしら教わるということ。
子供が嘘をつくようになるのは、誰の影響か。たぶん親だと思う。育てている本人はよかれと思っているのかもしれないけど、無意識のうちに嘘をつかせるということを教えていることがある。兄弟がいる場合、なおさらだ。
たとえば、やむなく下の子だけに何かを与えた場合、それを上の子に隠すために「おにいちゃん(おねえちゃん)には●●と言いなさいよ」と話をつける。上の子を思う心が、知らず知らずのうちに下の子に嘘をつかせていることになる。平等に育てるということは難しいと思うが、嘘をつかせないということを意識して育てないと、無意識のうちにこういうことをやってしまう。
平気で嘘をつく。そういう人間を育てないためには親が常日頃から意識して、正直に、素直にいなければならないと思う。子を想う心は、時として非情な選択を迫られる場合があるけれど、何が良くて何が悪いかの分別がついていないと子はまっすぐ育たないのだろう。
第三者の視点からみた子育てで感じたことでした。
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