震災時にできること、しないこと
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雑記
これは平成23年3月14日現在の状況に対してです。刻々と状況が変化する大震災なので、正確なリアルタイムの情報はご自分で一つ一つ確認してください。
まずは、寄付。しっかり透明性をもった団体を通じて寄付をしましょう。どこに使われたか分からないようなところで寄付をすべきではありません。過去に手数料といって寄付の一部を売上とした団体もあるようですし。しかし、震災時の寄付は直接的であり、かなり助けとなる手段の一つです。ここが第一歩だと思います。
被災地の近隣だからといって、食料品などの買いだめなどはしないようにしましょう。日本の食料備蓄は充分にあります。備蓄が枯渇するということはまず考えられません。
灯油やガソリンに関しては、一時的に供給を制限したこともあり一部地域で石油確保に動く人や会社もみられました。しかし、東北地方のいくつかの製油所が停止しただけで日本の灯油やガソリンが不足することはありません。被災地での供給不足は、流通の供給手段などが問題ですので、日本の灯油やガソリンが枯渇するわけではありません。被災地以外の方はパニック的に確保購入しないように。
電力も関東・東北以外では節電が呼びかけられていません。被災地外から被災地への電力融通はしている模様ですが、備蓄電力で間に合うみたいです。今は各都道府県の電力会社のアナウンスに従いましょう。今の日本ってこういう災害後に対しての意外に危機管理体制というか、緊急対応能力は優れていると思います。
流通に関しては、ほとんどの運送会社で東北6県と茨城の一部が受付配送不可です。それ以外の運送についても大幅な遅延が発生する可能性が充分考えられるとのことです。
献血は要請があり次第行いましょう。今献血しても交通網が復旧しない限り、血が充分届けられません。また、血は21日間しか持たないので今皆が皆献血したら本当に必要となった時になくなる場合があります。さらに、400mlの献血で男性は三ヶ月、女性は四ヶ月、200mlの献血で一ヶ月間のインターバルを必要とします。必要な時はアナウンスがあります。その時を待ちましょう。
直接的な支援について。被災地に行くことは避けましょう。ボランティア団体の一員として行く以外は、被災者が一人増えるだけです。物資の支援については信頼できるNPOに依頼しましょう。
通信に関しましては、各通信会社からの自粛要請はありませんが、一部の通信会社で通信規制を行っている模様ですので、自粛した方がいいかと思います。
被災地以外に暮らす今の僕らに出来ることは、出来る範囲内での寄付、冷静に日々を暮らし、日本経済を止めないこと。そして一人でも多くの命が救われることと、一日も早い復興を祈るだけだと思います。
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