郵便局での出来事
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雑記
最寄の郵便局には駐車場があるのだけれど、入り口から少々遠いため敬遠されがちで、入り口の近くでハザードを点灯させ路上駐車する人があとを絶たない。そこは交差点から近いので路駐は厳禁となっている。
今日、郵便局に用を足しに出向いた時、ちょうど路駐し郵便局に入る女性をみかけた。年頃は40歳前後。その女性が路駐した車の中をふと見ると、3~4歳児が乗っていた。同乗者は他になし。つまり、女性は幼児を車に一人残して郵便局に入って行ったということだ。
たぶん局内での用はATMで引き出しか振込みかだろう。ATMが空いていれば1分で車に戻ることができるかもしれない。だけど1分は長いようで短い。幼児連れ去り事件などで、子どもから一瞬目を離しただけ…と自己弁護する母親を見たことがある。その一瞬が命取りとなりかねない。1分もあれば子どもを連れ去るなんて簡単だろう。誘拐だけじゃない。その1分の間に路駐の車にトラックが突っ込む可能性だって無いわけじゃない。
面倒だから。ほんの少しだから。それが大切な命を奪うことになりかねない。あとから「駐車場に停めて、子供も一緒に連れて行けばよかった」なんて言っても戻らないものもある。
人間は愚かな生き物で、無くしてはじめてその価値に気づくことが多々ある。人間はそういう愚かな人間なんだと認識していれば、それを戒めとできるから成長でき、優しくなれる。ふとした瞬間に「この人が自分の前からいなくなったら」を考えて心痛するのであれば、いつもより大切に接することができる。常にじゃなくても良い。だけれど大切な人に対しては、そういう仮定を想像をして、今一度その人の存在の大きさを再認識するのは大事なことだと思う。それができていないから、あの女性は車に我が子を一人残したんだろう。最悪を考えれば、いとおしくなる存在は周りにいくつも存在する。大切な人がそばにいることは決して当たり前ではないということを忘れないようにしたい。
乳児はしっかり肌離すな
幼児は肌を離して、手を離すな
少年は手を離して、目を離すな
青年は目を離して、心を離すな (子育て四則)
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