ブログって

もともとweblog(ウェブログ)といい、インターネットでの記録のことをいう。ニュースなどの論評や備忘録を残しておくというのが本来の使われ方だったらしい。もちろん今現在もそういう使い方をしてる人も大勢いる。

コクブロはちょっと違いますかね。日記でもないですが、備忘録とも言えない。公衆便所の落書きに近いかもしれません。つまりトイレだけに読み”流す”程度、なんつって。とにかく、大事なことは一切かきませんし、お店の情報はコクシネロのサイトに載せますので、過去のログを漁るっていうほどのブログじゃありません。ログが埋もれて欲しい情報がなかなか見つからない…なんて、首を絞めるようなことはしません。

でも、あるんですよ。欲しい情報がなかなか出てこないサイトが。欲しい情報までの動線が不明確といいますか。

あるソフトウェアを使っていて、バージョンアップがないか配布サイトを訪れたんです。そうしたら、なんですか。完全ブログ化してるじゃないですか！困りましたよ…。ブログってほら、時系列に並ぶじゃないですか、普通。んで、古い投稿って閲覧者が積極的に漁らないと出てこないでしょ。普通のサイト構造なら往々にして[トップ]->[ソフトウェア]->[最新バージョン]でダウンロードまでこぎつけれるじゃないですか。ブログってそれが出来ないんですよね。ちゃんとカテゴリわけして、明確に案内できるデザインにするならまだしも、レンタルブログサイトのテンプレートそのまんま使っちゃってるもんだから分かりにくいことこの上ない。

アーカイブを一つ一つたどってやっとこ最新バージョンであろうモノをダウンロードしたら、前まで使ってたのと同じバージョンだったとか。最新バージョンって書いてあるんですが、ブログって基本的に書き直さないため、全部が最新バージョンと記されているんです。言っていること分かります？

１月に最新バージョンのソフトができましたーって投稿しますよね。んで、２月にまた次のバージョンが出来ましたーって投稿しますよね。それがその時点での最新バージョンなのですが、その前に１月の投稿を発見した場合、最新バージョンと書いてあるものだから、それが最新バージョン思ってしまうんです。古い記事をインデックスしている検索エンジンからきたならなおさらこういうことが起こりうるんです。

ブログが悪いというわけでは、決してないです。が、ものは使いようで、ウェブログとウェブサイトはまったく別物です。管理・更新が簡単というだけで、ウェブサイトからウェブログに移行するのはよろしくないと思います。うん、適材適所。